全身性強皮症は現在では根治する病気ではありませんが、ある程度の効果を期待できる治療法は、開発されてきています。
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わが国で全身性強皮症で苦しんでいる方は6,000人以上いるといわれています。
その中でも特に30〜50歳代の女性に多く見られ、男性に比べて女性の方が4倍多く発症しているのです。
全身性強皮症は皮膚の硬化だけではなく内臓をも侵す病気で、人によって症状は違います。
全身性強皮症はなぜ発症するのでしょうか?
全身性強皮症の発症の原因ははっきりとはわかってはいないのですが、自己抗体生産の異常や繊維化の異常、また、血管障害といったことが原因で発症するのではないかと考えられています。
自己抗体生産の異常とは、自分の体に向けられた抗体によって自分の体が傷み、硬化が生じるのではないかと考えられています。
繊維化の異常とは、線維芽細胞の活性化によって硬化が生じるのではないかと考えられています。
血管障害とは、全身性強皮症患者のほとんどの方が、レイノー現象(冷たいところに出たり、触れたりすると突然手が紫色になったりする、特に冬に多くみられる症状)を生じるものです。
強皮症の初めの症状が血管の障害と考えられています。
強皮症は幼児から年配の方全てにおいて発症する可能性があります。
遺伝病や伝染病ではなく、本来持っている素因と、ある種の環境が原因となって起こるのではないかと考えられています。
全身性強皮症を完全に治す薬はないのですが、最近では、効果を期待できる治療法が開発されてきています。
早く強皮症の原因を解明することができ、強皮症で悩み苦しむ患者の方を多く救うことができる日が来ることを願います。
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